薬剤師の実習について

薬剤師として即戦力となる

薬剤師という国家資格を取得するためには、幅広くそして専門的な知識をしっかり持つ必要があります。
市販されている医薬品も医師からの処方箋による薬も、塗るかもしくは飲むといった方法で摂取することになります。

誰もが早い回復や健康維持を目的として摂取するため、早く薬が効いてくれることを期待しています。
そのため不安に思うことや薬の成分について患者から質問されることもあります。

その際に答えられない、あいまいな返答になる、おどおどとした態度で薬剤師が薬を準備していた場合は不安を感じてしまうでしょう。
薬剤師は人材が不足している職業の一綱の出即戦力として仕事ができる人が求められ、少しでも現場に慣れるために、薬剤師の資格を取得する前に実習を行っています。

実習を受けられる人の条件

実習を受けるのは6年制のうちの5年時になります。
実習といえ、実際に病院の患者さや薬局に来る患者さんに、薬剤師の指導の元一緒に働くことになります。

実際に人の健康に影響があることを行うため、必要な知識や実技が身についているのか確認する必要があります。

5年時になれば誰でも実習を受けられるというわけではありません。
4年生の12月から1月までに各学校で薬学共用試験に合格しなくてはいけません。
各学校で行われますが、試験内容はどの大学も同じなので平等に受けることができます。

薬学共用試験は、薬学の知識に関する客観試験と技能に関する客観的臨床能力試験の2種類の試験を両方クリアしなくては実習を受けることができません。
どうしても都合が合わない場合や再試験が必要な人は追試の日程も把握しましょう。

実習の内容

4年時に薬学共用試験に合格した場合、5年時に実習を行う必要があります。
実習は卒業するために必要な単位なので、出席しなくては卒業できません。
実習で薬剤師の仕事を直接学ぶことで仕事のイメージや責任なども明確になります。

実習は一年間で3回に分けて行われています。
5月から7月の1期、9月から11月までの2期、1月から3月までの3期に分かれています。
それぞれの時期で病院と薬局それぞれで11週ずつ実習を受けなくてはいけません。

大学では授業などで知識などを詰め込むことが多く、知識としてわかっていても実際どのようにかかわって来るのかは想像上でしかわかりません。
それが実習では実際にお客様と関わることで、授業では知ることができないこともたくさんあります。

また病院の薬剤師と薬局の薬剤師では、仕事内容や求められるスキルなども異なります。
実際に同じ立場で働くことを想定して、どちらの環境の方が自分らしく仕事を行うことが出来るのか判断できる手段としても活用できます。