薬剤師国家試験の難易度

薬剤師国家試験の合格率

今薬剤師になるためには6年制の大学の薬学部に合格し、6年間専門知識を学んだあと卒業に必要な資格を得ることができた人だけが薬剤師国家試験を受けることができます。

薬剤師国家試験を受ける人は絶対数が少なく、だれもが受験資格を簡単に取得できるわけではありません。
そのため受験自体が狭き門になっています。

薬剤師としての一定の知識や実技がある人たちが受験してくるため、合格率は他の資格に比べると高く80%近い合格率があった時期もありました。
毎年試験の内容によっても多少の合格率の違いもあります。
近年では60%の合格率の年もあり、卒業する大学によっても合格率の違いがあります。

また全体の合格率だけでなく、筆記試験の中でも必須科目と一般科目それぞれ合格ラインが決められているため、その基準が一つでもクリアできていなければ、不合格になってしまいます。
幅広い知識が必要になるため、6年間どれだけ勉強に集中できたのかが需要です。

高い合格率の理由

薬剤師は、病気の治療や健康維持の為に必要な薬の販売をサポートする働きがあります。医師の処方箋が患者の現状にあっているのか確認しながら処方する役割を持っています。最終的に薬を受け渡す、重要な役割をしています。

薬剤師になるためには豊富な知識が必要であり、試験内容はとても難しいと思う人が多いでしょう。
その他の国家資格の合格率が1割2割という試験もある中で、薬剤師の資格は6割から多いときで8割の人が合格しています。

イメージと違い高い合格率と思う人もいるでしょう。
高い合格率になる要因としては、受験資格が厳しく設定してあることが一番の要因です。
そのほかの国家試験の中には、だれでも受験資格を持っているものも含まれています。
そのため受験者全体の学力レベルの差が大きい場合もあります。

薬剤師に関しては、6年制大学の薬学部を卒業もしくは卒業見込みの人でなければ受験資格がありません。
この時点ですでに、6年間薬学に携わり専門知識がある人だけが受験をすることになります。

また6年制大学に通っているときも、4年制の時に薬学共用試験があり、それに合格しなければ卒業に必要な実習の許可が下りず、単位が取得できず卒業ができません。
とても厳しい門を潜り抜けてきたい人だけが受験できるため高い合格率になっています。

学校によって合格率が異なる

私学でも公立でも最も合格率が高い大学は96%近くの合格率があります。
どの大学でも同じと思いがちですが、学校が卒業後の進路に関して何に力を入れているのかによって合格率が変わります。

卒業後、薬剤師の国家試験に合格することを重視している大学では、受験対策の模擬試験などを積極的に行っています。
試験対策に重視している学校の方が合格率も高くなっています。

卒業後、製薬メーカーの研究者や開発者などを排出したい大学は、企業向けの進路に重点を置いています。
進学する大学を選ぶときには将来何なりたいのか明確にしてから進学する大学を決めましょう。