漢方薬とかぜのお話

西洋薬と漢方薬の違い

医学は日々進歩し続けることで、多くの命を助けることが出来るようになりました。
手術などの技術の向上や新薬の開発などいろんな観点から医学は発展しています。
そんな医学の原点とも言えるのが、西洋薬と漢方薬の存在です。

病気に対して治療方針がまったく異なるため、双方にメリットとデメリットがあります。
どちらが効果的かと感じるかは、その人の考え方と体質にもよります。

西洋学は症状の原因を追究しその原因に効果的な薬を処方するという治療方針です。
漢方の場合は一部に効果を与えるのではなく、体全体に効果がある漢方を摂取し、自然治癒力を向上させ改善させるという方法です。

一概にどちらがいいとは言い切れませんが、症状や体質によって使い分けるという方法もあります。
それぞれの特質を生かして摂取していくことがおすすめです。

風邪は二種類に分けられる

漢方薬は体の症状によってどの薬を使用していくのか決めていきます。
その治療方針によって、風邪は二つの種類に分類されます。

一つは背中がぞくぞくとして体が寒いと感じる風寒のかぜ、のどの痛みなどを炎症による風熱のかぜがあります。
風邪といっても症状がまったく異なるため、漢方ではそれぞれ違う薬を処方されます。

風寒のかぜの場合は、寒さを訴える体に熱を与えることで、体内の熱も発散させていく漢方を調合します。
風熱のかぜの場合は、のどの炎症を冷やして炎症を抑えることで、熱も発散させていくという方法です。

風邪の治療で漢方薬を使用したいという希望がある場合は、まずは自分の症状がどちらのかぜなのが判断することが大事です。

漢方の風邪薬の特徴

風邪をひいたときに風邪薬ではなく、漢方を選ぶ人も増えてきています。
その要因としてどのような理由が挙げられているのでしょうか。

まず一番大きな理由は様々な風邪の症状に効果が期待できるということです。
西洋薬は風邪の原因を追究して、その病原菌を倒すための薬を活用します。
しかし漢方薬は風邪の症状に合わせて薬を調合していくのが特徴です。

のどの痛み、せき、鼻水、頭痛、関節や筋肉の痛み、くしゃみや痰、発熱や悪寒など様々な症状が重なっているときは、漢方の方が症状緩和に早く効果が期待できます。

そして仕事中などに飲む場合、一番うれしいことが眠くならないということです。
漢方には眠くなる成分が含まれているものを使用していないため、車の運転をするときなどでも安心して飲むことができます。