タバコが薬の効果に及ぼす影響とは

たばこの危険性

たばこは体に悪影響をもたらすということは誰もが認識していることでしょう。
たばこによって、肺がんや咽頭がん、食道がん、胃がんなどの発生率は非喫煙者に比べると数十倍ともいわれています。

そのほかにもニコチンによって悪玉コレステロールが活発になり、動脈硬化が進んでしまいます。
これによって狭心症や心筋梗塞、脳卒中など命にかかわる大きな病気のきっかけになります。

たばこは病気のリスク覚悟したうえで吸っている人もいるでしょう。
しかしこれらのたばこによって発生する病気以外にも、たばこを摂取することでほかの病気の改善に為に摂取する薬の効果を弱めてしまう可能性も含んでいます。

たばこと薬の関係

たばこが原因で発生する病気ばかりが注目され、たばこの摂取はよくないと思われがちです。
しかしたばこ以外が原因となっている病気に対してもたばこは悪影響を与えてしまうことが分かっています。

初めて診察を受ける病院や初めて薬を処方される薬局では、必ず自分の殻について書くように指示されます。
そのなかには必ずたばこを吸っているかどうか書かなくてはいけません。

その理由としてたばこに含まれる成分が、本来の薬の効力を低下させてしまうことが分かっているからです。
たばこを吸っている人と吸っていない人では同じ薬を処方しても効果が異なってしまいます。
お時間がある方は、こちらもどうぞ。
>>喫煙によって効果が弱まる薬

それはたばこに含まれる化学物質の一つでPAHsが肝臓の分解速度を速めてしまうという特徴があります。
本来薬が肝臓でゆっくり分解されるため体内に吸収さるため効果が期待できます。

しかし肝臓の分解速度を速めることで、薬が吸収されないまま排出されてしまい薬の効果が思ったように得られなくなってしまうのです。

具体的には糖尿病で使用するインスリン製薬は、喫煙の影響によって、インスリンの吸収率が低くなってしまいます。
そのほかにも喘息の治療薬、高血圧症の治療薬、精神病の治療薬などにも影響をもたらします。

たばこによる副作用への影響

たばこを摂取することで起こる悪影響は、薬の主作用を低下させるだけではありません。
たばこを吸うことで、本来は低確率でおこる副作用を発症させやすくします。

薬は主作用がきかないことも問題ですが、副作用が強く出てしまうとその薬を使用することができないという問題が発生してしまいます。

具体的な副作用として最も注意が必要なのが、低用ピルを摂取している女性です。
低用ピルには副作用として血管が詰まるという血栓になる確率が高くなります。
またそのほかにもピルの副作用として心筋梗塞や狭心症を起こす可能性もあるのです。

ビルを飲んでいる女性がさらにたばこを吸うことで、血管に負担をかけてしまい心筋梗塞のリスクが高まります。
そのためピルを飲んでいる女性は基本的に禁煙することが推奨されています。