薬の飲み忘れを防止できる「服薬支援ロボ」

利用する患者さんの特徴

高齢化社会が進み、年齢と共に健康を維持するために飲む薬が増えていきます。
必要のない薬は処方されることがないため、今の状況を維持するためには薬を飲み続けるしかありません。

病気や症状によって処方される薬は異なりますが、定期的に飲み続けることで現状を保つことができる薬が増えてきます。
そのためのみ忘れてしまうことで病状に大きな変化が起きてしまう可能性が高くなります。

血圧を抑える薬や痴ほう症の薬などは、飲み忘れてしまうと血圧の上昇により体に大きな負担が掛かってしまいます。
痴ほう症の場合も症状が悪化し、日常生活が困難になってしまう可能性もあります。

特に一人暮らしや高齢者二人暮らしの場合など、どうしても飲み忘れてしまう可能性が高いです。
自宅へ訪問に来る介護スタッフにとっても毎日確認することができないため、いつ飲み忘れてしまっているのかなどもわかりにくい場合があります。

そう言った薬の服用忘れを防ぐために、服薬支援ロボを活用している家庭や介護施設が増えています。

患者にとってのメリット

服薬支援ロボは、介護が必要な人にとって薬を自動で管理してくれる優れた製品です。
薬の服用は同じ時間に決められた量を飲むことが理想です。

しかし、毎日同じ生活をしているわけではないため、知らないうちに時間が過ぎてしまうこともあります。
次の服用のタイミングで気づくことも多く、気づいたころには遅かったという人が多いのではないでしょうか。

服薬支援ロボは一週間分の薬を朝、昼、夜、寝る前の4回に分けてケースに入れることができます。
時間になったら音がなり、服用の時間をお知らせしてくれます。
そしてはっきりとした聞き取りやすい声で、薬の服用の時間ですと声掛けをしてくれます。

音だけではなく、声掛けをしてくれるということが大きなポイントで、人から言われているという感覚になるため忘れず服用するようになります。
特に一人暮らしの場合は話しかけてくれること自体も励みになることもあります。

介護者にとってのメリット

介護の必要度によって訪問介護に訪れる回数も異なります。
そのためいつでもそばにいて薬を準備してあげることができません。
また痴ほう症が進んでしまっている場合、薬を飲み忘れるだけでなく、過剰摂取してしまう可能性もあります。
また飲んだふりをし、薬を隠すなど介護者を悩ませる行動も多いです。

そのため薬を飲むことを管理することはとても大変で時間も気も使う作業の一つです。
特に施設で多くの人を介護していると、薬の準備をするだけでも一回当たり時間がかかります。

間違ったものを飲ませてはいけない、時間がずれないようにほかの仕事をコントロールするなどの負担が生じます。
服薬支援ロボを使うことで、介護者の負担を大きく軽減することができます。