医師の過剰処方に関する問題

薬を飲むことで安心する患者

薬は高齢になればなるほど、健康管理や病気の治療の為に摂取する量が増えてしまいます。
高齢者同士どのような薬を飲んでいるのか、どの病院がいいのかなど話題に上がりやすくなります。

評判がいい病院程患者が集中し、病院側も大きな利益を生むことができます。
そのため病院にとって高齢者の口コミは、病院の経営に大きな影響を与えます。

特に薬を飲むことで症状を緩和することが増える年頃の患者さんが多いです。
そのため薬を処方してもらって、飲むということに意味があると判断している患者さんが多いです。
薬を飲むことに依存し、必要以上に摂取していることも気づいていないケースも多いです。

医師として薬を減らすなど正しい判断をしても、あそこの病院では薬を処方してくれないと口コミが流れてしまう可能性もあります。
薬を飲むことで安心感を得ている患者さんにとって薬を処方してくれない病院は不安を感じるでしょう。

このような流れから病院側も安易に薬を減らすことができず過剰摂取のまま薬を処方してしまうケースもあります。

薬をたくさん出すことで儲かる

昔は診察と薬の受け取りは同じ病院内で行うことができることがほとんどでした。
しかし最近は個人の病院の約7割が院外処方を選択しています。
患者にとっては、病院で待って診察をしてもらった後に、また薬局で薬をもらうために待たなければいけないから面倒で大変と感じる人もいるでしょう。

しかしそれは各病院で薬を処方することで、たくさんの利益を得ることができ過剰処方につながってしまっていたからです。
薬局で働く薬剤師は、医師が処方された薬が今の患者の病状を聞き必要な物なのかという判断をすることも仕事の一つです。
そのため過剰処方がしにくい体制になりました。

これによって昔のように薬をたくさん処方して、薬の利益をだそうという医師は減ってきたといえます。

処方のばらつきと薬の種類

身体的な謬期の場合は、治ったかどうかが明確なので薬が不必要だとすぐに判断することができます。
しかし精神的な病気を抱えている患者さんにとって、症状はその時その時で大きく変わります。

特に精神的な病気の場合は、薬を飲むことで安心して症状が治まると考える人が多いです。
そのため薬が減ることで症状が改善されたと喜ぶのではなく、本当に減らしても大丈夫なのかという不安の方が強くなってしまいます。

また医師によっても症状が同じでも扱っている薬が異なるという場合もあります。
患者が訴える症状が毎回違う場合は、その時に合った薬を処方するため、薬の種類や量なども増えていってしまうことがあります。

医師によって薬にばらつきが生まれると、空理が増えて飲み合わせや相性などの問題が生まれてしまいます。
自分の体に本当に適しているのか過剰商法につながっていないか患者自身も確認する必要があります。